Case Study
事例が増え続ける営業基盤を作ったコーポレートサイト開発事例
作って終わりになりがちなコーポレートサイトを、事例・見積もり・問い合わせ導線が積み上がる営業基盤として構築した自社開発事例です。
1. Before / After
- サイトを作っても、公開後の更新が後回しになりやすい
- 事例が増えず、相談前に見せられる信頼材料が不足
- 企画・設計・制作・確認の進め方が毎回属人化
- 案件情報から事例下書きまで進む流れを整備
- 事例・見積もり・問い合わせ導線が同じサイトに蓄積
- AIに任せる工程と人が判断する工程を分けて運用
2. 解決した課題
事例が増える運用
相談前の信頼形成
制作判断の標準化
3. プロジェクトの成果
事例作成工数
-70%
作成時間を従来比70%削減
反映待ち時間
-79%
平均2週間から3日以内へ
制作工程
-67%
設計・デザイン・レビュー工数
4. 実装範囲
- サービス内容と実績が伝わるコーポレートサイト
- 案件情報から事例下書きを作る運用フロー
- 事例、見積もり、問い合わせへの導線設計
- AIを使った企画・設計・制作・レビューの進め方整理
- 人が確認すべきポイントを残した品質チェックの流れ
5. 制作スケジュール
Report
プロジェクトレポート
上のサマリーで示した内容を、背景・課題・実施内容・成果の順に詳しく整理します。
musasabiAIのコーポレートサイトを、作って終わりの会社紹介ページではなく、事例・見積もり・問い合わせ導線が積み上がる営業基盤として構築した自社開発事例です。案件情報から事例下書きまで進む流れを整え、後回しになりがちな実績発信を3日以内に下書き化できる状態にしました。企画から完成までは約4週間で、設計・デザイン・レビューの工数も従来の約1/3まで圧縮しています。
仕組み化テーマ:営業資産化の仕組み化
コーポレートサイトは、作った直後は見た目も情報も整っています。しかし、公開後に事例や実績が追加されなければ、時間が経つほど「今の事業」を伝えにくくなります。特に受託開発では、相談前に見せられる事例が信頼形成の重要な材料になります。
この事例では、サイト制作そのものだけでなく、案件が終わったあとに事例として残す流れまで含めて設計しました。営業資料、見積もり導線、問い合わせ導線が別々に存在するのではなく、同じサイト上に積み上がっていく状態を目指しています。
課題:コーポレートサイトは作った後に止まりやすい
一般的なコーポレートサイトは、公開時点では整っていても、その後の更新が後回しになりがちです。新しい案件が完了しても、事例化するには内容整理、見せ方の検討、文章作成、確認、公開作業が必要です。そのため、実績はあるのにサイトには反映されず、相談前に見せられる材料が増えない状態になりやすくなります。
musasabiAIでも、単にサービス説明を載せるだけでは不十分でした。受託開発の相談では「どんな案件に対応できるのか」「どのくらいの期間で形にできるのか」「どのように進めるのか」が見えないと、問い合わせ前の不安が残ります。そこで、事例コンテンツを継続的に追加できる仕組みを、サイトの中核に置くことにしました。
実施内容:事例が増える流れまでサイトに組み込んだ
制作では、トップページ、事例ページ、見積もり導線、問い合わせ導線を一体で設計しました。サイトを見る人が「何を依頼できるのか」を理解し、そのまま概算見積もりや相談に進める構造にしています。
加えて、案件が終わったあとに事例を作る流れも整えました。案件情報をもとに下書きを作り、人が内容を確認し、公開できる形に整える流れです。これにより、これまで平均2週間ほど待ちがちだった事例化を、3日以内に下書き化できる状態にしました。
AIをどこに使い、人がどこを見るかを整理した
AIは、企画、設計、デザイン、実装、レビュー、品質チェックの各工程で活用しました。ただし、AIの出力をそのまま採用するのではなく、下書き、比較検討、抜け漏れ確認に使っています。事業方針、訴求の強弱、最終的な表現、公開判断は人が担う形にしました。
この分担を明確にしたことで、設計・デザイン・レビューにかかる工数は従来の約1/3になりました。単に作業を速くしただけでなく、今後の制作や改善でも再利用できる進め方として整理できたことが大きな成果です。
| 工程 | AIに任せたこと | 人が判断したこと |
|---|---|---|
| 企画 | ターゲット像や訴求軸の整理 | 事業方針との整合 |
| 設計 | ページ構成や導線案のたたき台 | どの導線を優先するか |
| デザイン | 表現案や構成案の比較 | ブランドらしさと読みやすさ |
| 実装 | 実装案や修正案の作成支援 | 保守しやすい構造か |
| レビュー | 抜け漏れや改善点の洗い出し | 公開できる品質か |
成果:実績が増えるほど、相談前の信頼材料が増える状態に
完成までの期間は約4週間でした。コーポレートサイト単体を作るだけでなく、事例、見積もり、問い合わせの導線を同じサイトにまとめ、営業資産として積み上がる構造にできました。
特に大きいのは、事例コンテンツの運用が後回しになりにくくなったことです。案件完了後、内容整理から下書き作成までを進めやすくしたことで、事例反映までの待ち時間を平均2週間から3日以内へ短縮できました。作成時間も従来比70%削減でき、継続しやすい運用に近づいています。
また、制作工程そのものにも学びが残りました。AIはすべてを任せる相手ではなく、考える材料を増やし、比較検討を速くし、レビューの抜け漏れを減らす相手として使う方が実務に合っています。今回の制作を通じて、どこをAIに任せ、どこに人間が入るべきかを具体的な制作フローに落とし込めました。
一方で、事例として公開する内容の判断や、言葉の温度感、最終的な信頼性の確認は人が担う必要があります。だからこそ、完全自動化ではなく「下書きまでは速く進め、人が確認して公開する」形にしています。営業資産として長く使うサイトには、この分担が重要だと考えています。
よくある質問
- 作って終わりにならないコーポレートサイトにできますか?
- できます。事例追加や問い合わせ導線を最初から運用に組み込み、公開後も営業材料が増えていく構造として設計します。
- 事例コンテンツの追加まで依頼できますか?
- 対応できます。案件情報をもとに下書きを作り、人が確認して公開できる流れを整えるため、後回しになりにくくなります。
- AIを使った制作で品質は問題ありませんか?
- AIは下書きや比較検討に使い、方針決定や最終確認は人が行います。任せる工程と人が見る工程を分けることで品質を保ちます。
- 専門知識がなくても運用できますか?
- できます。技術的な作業を前提にせず、案件情報の整理、下書き確認、公開判断という分かりやすい流れに落とし込みます。
